個別指導塾の心得

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学習の反復

大学受験の合格体験記などを読んでいると、同じ参考書や問題集を何度も何度も勉強したという人が目だちます。一見馬車馬のような猪突猛進型の学習法に思えますが、これは実に合理的な根拠に合致した学習法です。その根拠とは、(1)わからないところをわかるようにするのが勉強である(2)人間は1度では覚えられないから繰り返し学習する必要がある(3)学習の内容は、参考書や問題集の全般に渡って関連があるので、初めはわからなかったところでも、後ろを学んでから戻ると理解し易くなる(4)1度使ったものは手に馴染んでいて使い易いといったことです。

個別指導塾に塾を変える

いろいろな情報を集めて、初めから子供に合った塾を見つけられればそれがベストだが、通わせてみなければわからないことも多い。だから、「1回決めた塾は変えてはいけない」と思わないほうがいい。子供の話を聞き、子供の成績を見ながら、よりよい塾へ移すことを考えよう。子供には、試しに塾へ通わせているというくらいのつもりで。以前は、いったん前納された授業料は理由のいかんにかかわらず返金しないという塾が多かったが、訪問販売法が改正になり(特定商取引法)、授業料前納をしたとしても、途中でやめた場合には授業料を返さなければいけなくなった。この法律をうまく利用しよう。子供が「難しい」「ついていけない」と言っていたり、塾の面倒見があまりよくなかったり、子供が塾の先生を好きでないという様子が見受けられたりしたら、個別指導塾に塾を変えることを検討してほしい。塾に任せずに、親が教えることができればそれに越したことはないが、それは現実問題としてなかなか難しいだろう。

予備校が新しい領城に手を染める

思うに自己に目覚めた若さというものには、草花の芽がこの世の空気にはじめて触れて、ここは何処だと呟くように、ぼくは何だと問いかけるように、専門の鋳型に流れ込む前に、むさぼるように知りたいこと、感じたいことがいっぱいあるのだ。しかも、この情理についての豊穣な欲求の時間は、野の草に宿った朝露が、日が高く昇る前にはあらかた消えてしまうように、二十歳前後の一瞬と限られている。その一瞬に魂を揺さ振られる経験を胸に刻み込んだか否かは、その後の彼たちや彼女たちの人生を大きく変えるであろう。予備校「K」の若者をみつめる眼差しは、こんな風にいまも変わっていない。そして予備校が従来型の仕事領域とは別の、いま世の中から強く求められる新しい領城に手を染めるとしたら、おそらく此処、つまり巣立ちの前の若者たちの魂を息づかせること、このことをおいて他にあるまい。

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